わたしが経験した不動産売却の手順

自宅を売却した時のお話

自宅を売却した時のお話複数業者に見積もりを依頼面倒な手続きも任せることができた

わたしは、今からちょうど1年くらい前に長年暮らした自宅を売却したので、その時のことをご紹介します。
その自宅は、今から30年ほど前の、わたしが25歳の時に購入したマンションです。
マンションの所在地は埼玉県で、東京へ通勤している方もいらっしゃるような地域ですので、購入した当時はかなり高級な部類のマンションでした。
そのマンションでは、妻とともに子供たちを二人育て上げたのですが、子供達も今では独立して、28歳になる長女には孫も産まれました。
わたしと妻は、ともに田舎暮らしの夢がありました。
しかし、埼玉県のマンションでは田舎暮らしにはなりませんし、田舎暮らしの必須アイテムと言える農作業ができません。
そこで、農作業ができる土地を探していたところ、同じ埼玉県内の田舎の地域に良い土地を探すことができました。
そこからわたしたちが住んでいたマンションまでは車で2時間ほどでしたので、がんばれば車で通いながら農作業ができるような場所でした。

不要になった土地を売却したときの不動産業者とやり取りした手順

私が土地を手に入れたのは親からの相続でした。
畑を持っていたので広い土地があり、その一部を将来的にはマイホームを建てるのに使おうと思って相続しておいたのです。
しかし、なかなか予算ができなかったことに加えて、その地域に住んでも主人が会社に通うのにはやや遠いということから諦めて売却しようと決めました。
ただ持っているだけでも固定資産税がかかってしまうので、無理に持っている必要はないという結論に達したからです。

不動産業者とやり取りをして売却を進めて行きましたが、その手順は次のようなものでした。
不動産取引をするのは私も主人も初めてだったので、まずどの業者を選べば良いのかを吟味することから始めなければなりませんでした。
調べてみると任せた業者によって売れるか売れないかが大きく左右されるだけでなく、価格にも違いが生じやすいということがわかったので慎重にならざるを得ません。
最初は大手会社に任せておけば良いと安易に考えていたのですが、きちんと比較をして決めた方が良いとわかったので査定を受けて比較することにしました。
連絡の取りやすさを考慮して、売りたい土地の近くにある業者を四つ選んで連絡をし、それぞれに実際に土地を見てもらって査定価格を出してもらったのです。
その価格を比較すると同時に、業者としての対応力がどれだけあるかも吟味しました。
親切に対応してくれることを重視して目を光らせていたところ、とても気が合う担当者がいる業者が一つだけあったのでその業者に依頼することにしました。
査定価格も二番目の高さだったので妥当と考えられる取引相手だったでしょう。

次に行ったのが媒介契約の締結です。
この業者だけに任せるつもりだったので専属専任媒介契約を選びました。
業者からも専属専任媒介契約を提案されたのでそのまま特に気にかけることもなく手続きは進み、販売価格を査定価格通りに設定して販売活動を始めてもらいました。
専属専任媒介契約を選んだのは毎週販売活動内容について方奥をもらえるからです。
きちんと仕事をしてくれているかが心配になりそうだったので、頻繁に報告をしてくれる契約が私たちにとっては魅力的でした。

土地の状態は決して悪くなく、更地で草刈りも終えてあったのでそのままの状態で購入希望者がいたときには現地で見てもらうという手筈を整えていました。
境界線もはっきりとしていてわかりやすい土地だったので、見て良し悪しを判断するのは簡単だったでしょう。
もともと農地だったことも裏手がまだ畑として使っている状況があって簡単にわかるようになっていました。
3人目の購入希望者が本格的に購入意思を示しているということで連絡があり、そこで売買交渉をすることになりました。
現場を見る限り特に問題があると思えなかったので交渉も特に難航することはありませんでした。
ただ価格を下げて欲しいというだけのもので根拠があまりなかったことから、一応端数だけ切り捨てて交渉を成立させてしまい、売買契約を締結するに至りました。

重要事項説明などは全て業者に代行してもらったので、売買契約を終えてからは引き渡しまでは特に手続きは必要としませんでした。
必要だったのは相続のときに親から引き継いだ土地関係の書類一式を用意しておくことだけであり、それを引渡日に不動産業者を通して買主に渡すことで売買は終了しました。
そして、その日に仲介手数料の決済も行って無事に土地の売却を終了することができたのです。
手順として最初に不動産業者を選ぶのが最も時間も労力もかかったと言えます。
その後は業者がほとんどの仕事をしてくれるので特に負担を感じることなく売却を進めることができました。